無駄なことなんかない。

ふと思った。

必要だから覚えておけと
先生に言われて
蛍光ペンで印をつけたり
必死で暗記したワード。
やれと言われて
仕方なく覚えた言葉、
学んだこと。

…じゃなくてさ、
教科書にもどこにも
書いていなかった言葉。

「張り扇」だの、「釈台」や、
「一番太鼓」「出囃子」
「ライブ」「高座」…


なんてものが、今のあたしを
幸せにしてくれている。
楽しませてくれている。

だからって、覚えさせられたことが
悪ってことじゃない。

これがベースにあるから
その先に向かえる。
理解が深まる。


今こうして笑えるのは
過去があって
そこから自分が動いて
楽しみが見つかったからだ。


両方ないと
気づけない。