よく友達と…
何で、あの人が好きなの？
あの人のどこがいいの？
なんて事を、茶をしながら
盛り上がったものだ。
なんで好きなのかは、
その時その時で違い
顔から入ったこともあれば
賢さ、優しさなど
いろいろだった。
友人の"好き"がまた面白いし
参考になったりもする。
こういう点にぐっとくるのか。
とか、
そんなことで好きになるのか、と。
最近思う"好き"を考えてみた。
何はともあれ、あたしの
好きになる人の
共通ポイントは、総じて
"可能性"である。
例えば星野源ちゃんの歌を聴いて
"これでやっていけるかもな"
"ちゃんとその先があるから"と
思わせてくれる歌詞だった。
例えば神田松之丞講談。
古典を読んでいるにも関わらず
"工夫次第でどうにでもなる"
と、未来に繋がる高座なのだ。
どちらを追いかけていても
いつも、心が熱くなる。
だからって
毎回の出す歌、かけるネタ全てが
感涙ものって訳でもない。
聴いた時には
沁みなくても
後からじんわりすることだってあるし。
全部当たりが出るとも
限らない。
人だからね。
外れも含めて
全部引き受けたくなる。
可能性を感じざるを得ないのだ。
可能性のある人は
何か、強い。
こっちにも
芽が出るかもよ、の可能性を
見せてくれるんだよなぁ。
好きの原因はコレだな。
