この映画でこの曲とは。

 

 

どこにも行く気がしないこんな日は

何をするかな…と。

 

で、ピンときたのは「かもめ食堂」。

 

ヘルシンキ行きたいなぁ、って

毎回この映画を観る度に北欧にざわざわしたり、

おにぎりが食べたくなるし、

ちゃんと美味しいものを作りたくなる。

やりたい放題したくなる映画なのだ。

 

まずは「コピ・ルアック」のおまじない。

真ん中に指でチョンとするだけで

珈琲が美味しくなる気がするし。

 

だけど今回刺さったのは

「やりたくないことを

やらないだけなんです」

の、サチエさんの言葉だ。

自分の今の答え合わせが出来た気がしたのだ。

大事な時期に、自分の生き先の指差し確認。

 

そしてエンドロールの井上陽水さんの曲

「クレイジーラブ」の…

 

"夏の終わりの夕暮れに

消えそうな空に

夢を私がえがくのは

特に意味がないから

風に追われて

ながされている"

 

を聴いた時、追い討ちをかけられて、

胸がいっぱいになったんだ。

 

"このままでいい"って、

そう言われた気がしてね。

 

 

自分の直感とこの映画に

感謝しまくった夕暮れの話。

 

 

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分厚い雲りの日で

本当に良かったなぁ。