仏像占い云々。

 

 

仏像占い、略して"占仏"。

なんじゃそれ!の方は

大変お手数ですが、このタマサプリブログ

6月26日を覗いてみて頂きたい。

 

"占仏"などと書いたら当然、

反発される方もいらっしゃるだろう。

仏像は衆生を救うために

座しておられる。

占いにするなど言語道断だと。

 

何を隠そうこのあたしも

大学時代は文学部の美術史専攻で

仏教美術も嗜んでいたから、

その美術的価値も鑑みて

仏像を"占い"で使うなどと不届きなヤツは

それこそ罰当たり者だと、

断固認める訳にはいかない側にいた。

この仏像の手の印は何を現し、

玉眼だから何時代で…と形式知識先行の

いち学生に過ぎなかったが。

 

だが、数年前に京都の

ある寺院で秘仏ご開帳があり

そこでの出会いが見方を変えてくれたのだ。

 

仏像とは崇めるものから

寄り添ってくれるものに。

 

そして、この"占仏"へと

行き着いた。

 

こんな見方を大学時代に気づけたら

もっと仏像を面白がれたし、

授業も楽しめていたのにと思う。

 

…さらにだ。

紆余曲折過ぎる人生が

"占仏"に導いてくれたのだ。

想い悩んだあげくの気づき。

有り難いな、

あたしの紆余曲折。

過去の悩み。

 

こんな勝手な見方だけど

"占仏"作法を知ると、

仏像との対峙がわくわくするし

寺院巡りがどんどんしたくなるはず。

 

何はともあれ、

第2弾、乞うご期待。

 

 

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