イッセー尾形さん、の名前を
見るや、速攻で録画したこれ。
見終わり、消して、
「しまった」って。
いつものように、
イッセー尾形さんの芝居に笑って
じんわりして眠ろうと思ったのに、
とんでもなく肚の奥の辺りが重く、
鼻の奥がツンとして、どうにも…。
名古屋の団地に住む日系ブラジル人の
ここ30年の日常を綴った
宮藤官九郎さんの脚本で、
イッセー尾形さんの一人芝居の
「わたしたちはガイジンじゃない!」。
この番組のおかげで恥ずかしながら
出稼ぎ外国人のリアルを
あたしは初めて知った。
捨て駒のように扱われ、
最後に公園のベンチで
寒い日に亡くなった彼。
もしそういう人を見かけた時に
あたしはちゃんと声を掛けられるだろうか。
そこからだ。
自分のことで
精一杯で、なんて
言い訳をしている場合じゃないな。