東京ドキュメンタリー映画祭!

 

 

待ち焦がれていた映画が

今日、やっと観られた。

東京ドキュメンタリー映画祭2020の

短編⑨の「自然との共生」シリーズ

『セーブ・ザ・リーフ〜行動するとき〜』

島崎誉主也監督作品である。

 

のっけから

新三おじいがあの指で

三線を弾き、歌う姿。

ゆうせいさんが海ブドウと海、

いや、

"自然の中で生かされている"

我々にとっての大事なことを

訥々と語る姿。

 

縁ある人達の言葉や生き方は

心に沁みた。

 

しかも同じように

サンゴの海を愛する人達の姿にも

じんときたのだ。

 

サンゴの白化現象がこの4、5年で

問題視されていた時に

久高島の徳仁港の桟橋では

新たにサンゴが息づいていて…

ゆうせいさんは奇跡と語っていたけれど、

島の人達の努力ははかりしれない。

海へ流すものはとことん害なく

自然に還れるものを使っていたし

自然との共生って言うよりも、

太陽と地球の間に住まわせて頂く、の

精神なのである。

 

ゆうせいさんの

「我々は生かされている」の言葉は

久高島の人だからこそ、かもしれない。

 

他人事にしていた自然への向き合い方、

サンゴの白化現象。

幸いにしてあたし自身も

久高島に縁を頂き

やっと"自分事"として

考えられるようになった。

 

どこを向いて生きようか。

はっきり定まる映画だった。

忘れられない、

いや忘れちゃいけない映画だ。

 

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