口癖。

 

さっきふと、みうらじゅんさんの

Twitterを見かけて遭遇した

「丸の内キャリア塾スペシャセミナー」。

 

奈良の薬師寺についての、

みうらじゅんさんと

いとうせいこうさんとのトーク

スライドを交えながらの

みうらじゅんセンスが相変わらず

炸裂していたのだ。

 

仏教ネタを我々目線の

身近な事柄で説明してくれるので

わかりやすいし、面白い。

 

仏足石は何が言いたいか、というと

ブッダがこれから向かおうとしている

方向を向いているんじゃないか…とか。

今まで気づかなかった視点ばかり。

 

だけど、一番刺さった内容は

みうらじゅんさんの口癖のことである。

 

タイの涅槃像の

アルカイックスマイルからの話だったと思う。

みうらじゅんさん曰く

俺は、死ぬ時に

「あー楽しかった」

って言って笑顔で逝かれるように

常日頃「あー楽しかった」という

練習をしている、ってところに

グッときた。

 

確かにあたしも気持ちは一緒だが、

"死ぬ時後悔はしたくない"くらいの

自分とのざっくりした取り決めだけ。

 

流石は、みうらじゅんさんだ。

辞世の句ならぬ

死に際コメントまで決めていたとは。

 

神は細部に宿る、じゃないけれど

なるべく具体的にイメージしたら

そうせざるを得なくなるはずで…

 

昔受験生だった時、先生から

「合格した時のイメージまでしておけ」と

言われたのを思い出した。

自分の受験番号が合格板に貼ってあるところ。

それを見つけて狂喜乱舞のあたし…みたいに。

で、確かにそうなったから。

 

パブロフの犬的に

「あー」と言った次にすぐ

「楽しかった」が出てくる人が

日々楽しくない訳ないはずなのだ。

 

あ〜!楽しかった、作戦。

あたしも頂くことにした。

 

寝る時必ず「あー楽しかった!」

で、間違いないね。