やってなさ過ぎ。

 

 

高3の息子があわただしい。

 

いよいよセンター試験の準備らしく

郵便局に受験料を振り込みに行ったり

書類を書いたり…本人がコツコツ

スタートしている。

 

"自分の足でしっかり歩けよ"と

密かにエールを送りつつも、

保健所からの郵便物で

更にやっていないものが発覚した。

 

何と何と、予防注射だ。

 

急ぎ、母子手帳を引っ張り出して

空欄を埋めようとするも

その母子手帳のブランクが多めで。

だが、ここでひるんでいる場合ではない。

せっかくのタイミングだ。

なんとしてでも予防注射は

終えておきたい。高3だし。

 

帰宅した息子曰く

「既往症が何も書いてないけど、

水疱瘡ってやった?

医者に聞かれて困った」と。

 

いやはや、申し開きのしようもない。

第二子だと、なかなか手落ちがち

なんだよな。

しかも、育児休暇が取れないくらいの 

グレーな会社にいたからさ…と

バタバタしていた当時の模様が

走馬灯の如く浮かび、消えていった。

 

すまん、息子よ。

 

確かにこれでは文句言われるな、と

空欄だらけの母子手帳を埋める決心をした。

今さらだけど。

だってやってなさ過ぎて。

 

参考になるものは

保育園と家との日々の息子の

詳細をやり取りした連絡帳だ。

大切に取っておいて良かった。

 

幸い、水疱瘡はやっていたらしい。

 

生まれてからのメモと

保育園とのやりとりを

ニヤニヤしながら読んでは書き

読んでは書きをしていたら

あっという間の夕飯時に。

 

ごはんを食べながら

〇才の時はあーだった、こーだったと

家族でいい感じのネタになった。

 

お絵かき好きのちびっ子が

あっという間にセンター試験とは

ビックリだ。

それにしても

突然過ぎる

母子手帳書き。

 

やってなさ過ぎを

今日なんとかリカバリー出来て

親のメンツが保てた気がする。

しかも、これが案外楽しくて。

 

たまには振り返りも

いいもんだ。

皆がそれぞれ頑張って

生きてきたって、実感出来るから。