知ってしまうと…。

Eテレ日曜美術館
今までベールに包まれていた秘儀が
明らかになったことを知った。

"東寺の後七日御修法"

弘法大師から今に続く行事、
後七日御修法。
限られた15人の僧侶が
7日間ぶっ通しで21回も
生きとし生けるもの全ての
命が輝きますように、と
祈ってくれていたのだ。

全く自分が知らないところで
見ず知らずの人が
幸せを祈ってくれていたとは
なんて美しい法要なんだ、と思った。

それを知ってしまった今、
じゃああたしは何が出来るのか、と
自問自答を繰り返している。


祈ること。
感謝すること。


すぐ出来ることは
すぐにやる。

そして思うのは、
この人もあの人も
もしかしたら誰かの為に
祈り、行動しているんじゃ
なかろうか…
電車に乗りながら
歩きながら
想像するだけで
周りの人が神々しく見えてくる。

いろいろを知ることは
視界を拡げてくれるのか。

もう、自分のことだけを
考えている場合じゃないな。