突発的に「どうしても観なきゃ!」と
予告段階から気になって、今か今かと
封切りを心待ちに…な映画がたまにある。
今回も。
その映画とは『アイ・アムまきもと』だ。
評判や星の数がいろいろ上がってくる前に
何故だかわからないが観ておきたいなと。
で、カラッと秋晴れの昼メシ時
衝動的にスマホで席を確保した。
予約が済んで、スマホを切ろうとした途端
アントニオ猪木さんが亡くなったニュース。
昨日は六代目圓楽師匠が鬼籍に…だしなぁ。
人が亡くなるニュースは嫌だなと思って気づく。
これから人が亡くなって云々みたいな映画を
観に行くんじゃないか、自分。
ネタバレしちゃまずいから
あまり詳しくは言えないが
彼にはグレーのマグで紅茶だけ
じゃなくてもっともっと
新たな窓を開けさせてあげたかったなぁ。
人は、ひとりで生きたくたって
どうしてもそうは出来ない生き物らしい。
孤独死という究極なひとりぼっちですら
やっぱりその後も誰かが関わっている。
そんな関わる人が、まきもとみたいな
真っ直ぐに「こうなってました!」な
人だったらどんなに嬉しいか。
自分も対峙する人には「こうなってました!」
って視線を動かさずに言える人になりたい。
愛とリスペクト。
人と関わるには忘れちゃダメだな。
切ないくらいに大事なものがわかる映画だった。
阿部サダヲさんが好きだなぁ、あたし。
もう一回、行こっと。
#アイアムまきもと