薪ストーブ前。

 

 

朝の薪ストーブ作業が好きだ。

 

今日みたいに凍れる雪の朝は

特に早くあったまろうじゃないかと

しゃがんでカチカチ…

だが、気づくと消えて

なかなか炎にお目にかかれない。

 

木端やダンボールの破片を焚べて

再度着火し、やっとついた!

と、目を離した隙に白煙が。

 

ダメだなぁ。

今日は何回やってもつかないや。

 

黙々とカチカチやっていたら

後ろからご婦人が近づいてきて

 

「ウチも暖炉があるのよ。木の皮目を

下にして、ちょっと扉を開けておきましょ」と

教えてくださる。

 

やってみたら、はい!この通り。

 

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火の前で、ご婦人と

暖炉話で盛り上がる盛り上がる。

小さな頃から暖炉育ち。

お父様が薪割りして準備されていたこと。

他界された今は、ご自身が準備していること。

薪割りは、力任せじゃ無いこと。

ストレス発散には最高よね、って

ふたりして大笑い。

薪割り好きのご婦人が

とっても可愛らしくて素敵だった。

好きだから、続けられると。

 

火が引き寄せてくれた気がするのだ。

なんかもう、

彼女と意気投合するために

わざわざずっと

着火しないでいてくれた感じの

この薪ストーブ。

いつもは割とすぐつくのに、

不思議だ。

 

火を介していろんな出会いがある。

薪ストーブ前、好きだなぁ。

 

hakuのおかげ。

火のおかげ。

自然のおかげで

今がある。

 

 

 

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