昨夜、いや今日になって
間もなくな頃のこと。
外であの音がする。
そう、あたしの好きな
尊いあの音、
除雪車のエンジン音だ。
だけどいつもとは様子が違う気がした。
寒いけど気合いで布団から飛び出し
ベランダへ出て…
驚愕したのだ。
目の前のまっすぐな道を
南に向かってぎっしりと
ダンプカーが列をなして。
それぞれ違う色のライティングが
キラキラして雪の白さに反射して…
美しいなんてもんじゃないのだ。
先頭のダンプの荷台が
雪でいっぱいになると
その車は南へと走り去り
直ぐ後ろに並んでいるダンプの荷台に
また雪をブシャーと。
整然と並ぶダンプ。
給食当番が順々に
お皿におかずを入れるように
先頭の雪ブシャー車(名前がわからず)が
ダンプの荷台の大皿を満タンにして送り出す。
ハザードの点滅が
雪のおかげで余計にキラキラする
この夜景。
"真冬の夜の夢"
と名づけた。
もはやショー。
エンタメだな。
ずっと見ていたいくらい
美しくて…
しかも、尊い。
#札幌
#除雪
#氷点下7度
#夜中の1時