雪国の真骨頂。
今朝から延々。
どなたが最初に始めた形容なのだろうなぁ。
雪の降る様を"しんしんと"と表現するとは。
窓の外の雪景をボーっと見ながら
他に言葉を巡らせてはみたものの、
"しんしん''に勝るものが浮かばない。
雪風情にカッコつけようと脳みそを
フル稼働したけれど、結局気付けば
何を食べようかなぁ…になっていて。
花より団子タイプなのだ、あたしは。
「富士には月見草がよく似合う」な
太宰治の真似をして、
「雪には塩むすびと味噌汁がよく似合う」と
直感を得たあたしは速攻でごはんを炊いた。
そしてたまたま在庫があった
ニラと揚げを味噌汁に、
宝梅の梅塩でおむすびを。
白い雪見て、炊きたてのごはん。
連想ゲーム並みの思いつきだな。
それにしても、北海道の水で炊く
"ななつぼし"の味の美味しさたるや。
五感が幸せだと言ってくる。
"寒い"を楽しむ昼飯の話。