にじみでるよな。

 

 

『wonder キミは太陽』

かれこれ2年前くらいにやっていた映画。

その時に観ようと思って…現在に至る。

 

観のがしていたことに

何故か、ふと今頃気づいた。

ってことは

「観ろ」って言われているのだと、

PCを立ち上げた。

 

生まれつきの障害で顔を何度も何度も

手術した少年オギーが学校に行ったら…

予想通りの荒んだ展開だった。

帰宅した彼は親に、

「顔が醜いから

友達は話しかけてもくれない」

「学校に行きたくない」と泣き崩れる。

 

そこで母親が言った言葉が

忘れられなくて…。

 

"顔は人の過去を示す地図

心は人の未来を示す地図"

 

どれだけ今、シワを伸ばしてみたり

シミを隠したくて白塗りしてみても

過去の生き様がしっかり刻まれて

いかんともしがたい現実は

日々直面していること。

その都度努力は怠りたくないけど

あの時のカップラーメンを

顔のニキビが思い出させてくれるのだ。

でも、

顔にとどまって思考停止している場合じゃ

ないって言われた気がした。

 

そんなことで悩むより

未来の夢や自分を思って

心がわくわくできたなら、

きっとその人自体が顔の造作以上に

輝いて見えるのだ、ってそういうことだ。

 

子供がいじめに遭うことを予想しつつも

その子の未来の為に勇気を出して

覚悟を決めて送り出す両親の愛。

泣いて帰ってきたら

しっかりと受け止める家族の愛。

 

お姉ちゃんが、弟の為にずっと我慢して

親に心配をかけまいと生きていた愛。

 

こんな風に産んだ親を恨むことも

あっただろう本人。

だけど家族を愛して前向きになるオギー。

好奇心がどんどん人を

成長させるのを実感した。

人から見られるからと

自分の目を外して下を向くのではなく

反対に良く見る。

なんなら俯瞰で見て、考える。

彼のそんなポジティブさが

どんどん周囲に伝播する。

 

 

家族全員、それぞれが

自分自身の未来のために

自分の殻を破って未来に向けた

一歩を踏み出す。

 

そこが、いい。

すごく、いい。

 

顔が良いとか醜いとか、

そんなことじゃない。

当たり前だけど。

 

自分を見て

先をみて、動く。

そういう人ってめちゃくちゃ

活きがいい。

 

惹かれる人って、そういう人だな。

 

 

#wonder

#キミは太陽