プロフェッショナル。

 

4月21日の

"プロフェッショナル仕事の流儀"

『緊急企画!プロのおうちごはん』(NHK)

を観ていて気づかされたことがある。

 

その道のプロが

家で料理をする楽しさを、

しかも簡単に美味しく出来そうなものを

紹介するというテーマだった。

 

家庭の冷蔵庫にありそうな材料を使うことが

ポイントなのだ。

自分の持ち合わせたものを

如何に有効利用するか。

 

いつまで続くかわからない

外出自粛時に、この考え方は鍵だな。

 

通販サイトや近所のスーパーで

それなりの買い物は出来るけれど

ここ数日で

生活範囲が限られたのは確か。

 

あるもので楽しむ…

 

この事態で思い出すのは

久高島の98歳の

内間秀子おばあの言葉だった。

 

島一軒のスーパーを切り盛りする

おばあだ。

幸せって何か、と聞いたら

「人に迷惑かけないで

自然から分けてもらって

やれることを無理せずやって

毎日楽しく笑っていること。

ほら今幸せ」

そういって笑った。

 

船で物資が運ばれて

一坪程のスーパーに並んだ商品の

数や種類は限られている。

新商品が出たらすぐに買える、

コンビニ体質のあたしには

最初、相当な物足りなさがあった。

が、何日か経つと慣れるし

必要最低限があれば充分だと気づくのだ。

 

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そして、

お客さんと喋り、笑い、

家族や自然に感謝して

周囲に迷惑をかけることなく

自分の出来ることをやって

生きていく。

 

そうか。

生きるプロフェッショナルで

いればいいのか。

何かしら技術を身につけて…じゃなくていい。

難しいことじゃない。

自分の"生"を楽しむプロフェッショナルだ。

今のこのあたし自身を

楽しませてやればいい。

そしてその波動は必ず周囲に

プラスになって伝わるはずなのだ。

 

まずは手の届く範囲で

最大限面白く

生きてみることしよっと。

 

原点回帰をするための

今なのかも…

 

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