思いがけず惹かれたもの。

 

大学生時代からつるんで

あらゆるところに

いろんなものを見に行っていた

腐れ縁友とトーハクへ。

 

f:id:tamasapuri:20200220204113j:image

 

ワクワクしたのは

"出雲と大和"の特別展。

 

それほど期待していなかったのだが

大当たり。

"七支刀"を見たいって

言ってくれた奴に感謝なのだ。

 

古墳時代の奥深さ。

人間の能力を越えた"幽"の世界と

目に見える現実世界"顕"の対比が

思いがけず、面白いのだ。

 

現実にあるものを使い"幽"を表現した

不思議さと工夫に驚くばかり…

 

勾玉ってなんであの形になったのか。

胎児だ、とか

合わせて丸になる、とか

いろんな説があるのだが、謎。

だから面白いし、美しい。

 

昔はそれほどの魅力を感じていなかったのに

時を隔てて、

面白がれるのだ。

 

年を重ねるって

こういうことか。

 

なかなか良いものだよね。