大学生時代からつるんで
あらゆるところに
いろんなものを見に行っていた
腐れ縁友とトーハクへ。
ワクワクしたのは
"出雲と大和"の特別展。
それほど期待していなかったのだが
大当たり。
"七支刀"を見たいって
言ってくれた奴に感謝なのだ。
古墳時代の奥深さ。
人間の能力を越えた"幽"の世界と
目に見える現実世界"顕"の対比が
思いがけず、面白いのだ。
現実にあるものを使い"幽"を表現した
不思議さと工夫に驚くばかり…
勾玉ってなんであの形になったのか。
胎児だ、とか
合わせて丸になる、とか
いろんな説があるのだが、謎。
だから面白いし、美しい。
昔はそれほどの魅力を感じていなかったのに
時を隔てて、
面白がれるのだ。
年を重ねるって
こういうことか。
なかなか良いものだよね。