原点。

 

年末にこんなことされちゃあ…

 

なんてことを思いながら

何時間、テレビの前にいただろう。

今日。

 

 

逃げるは恥だが役に立つ

 

今から3年前の秋。

体調を崩して1週間程寝込んでいた時

ユーチューブの動画をチラ見して

ハマってしまったドラマだった。

 

しかも当時、2話だったか3話だったか、

途中から見ただけで

インパクトが凄過ぎて

慌てて最初から見直した。

 

このドラマで、

それまで全く知らなかった

星野源、という人の違和感が

興味に変わり、以来

ドップリはまって抜け出せなくなった。

あたしの両目がやっと開いたのは

そこからなのだ。

 

だから、この『逃げ恥』は

あたしの原点であり

スタートで。

 

あの時ドラマが終わって

DVDを買ってしまったにも関わらず

今日みたいな年末に、

大掃除や買い物…

やるべき全てを投げ打って

見ざるを得ない状況だったのは

この年末に自分をリセットし

年明けに新たなスタートを切るからで…

だからこのタイミングで見るべき

なのだ、と確信して数時間を費やした。

 

何故ならば、

当時と今と

ある意味同じ状況で

自分なりの変化を見たかったのだ。

この状況が偶然ではない気がして

まるでパラレルワールドのようで

集中しつつも俯瞰で見られて

一日中テレビの前にいたことを

肯定出来たのだ。

 

 

"正解"にこだわって

自分の気持ちを無視しちゃいけない。

 

 

それを改めて思い知ることが

出来たから。

 

3年ぶりのこのドラマ。

ただ懐かしいだけじゃなく

自己を定点観測出来たのだ。

 

f:id:tamasapuri:20191228221144j:image

 

あらゆるものが変化して、

ひと時たりとも

同じ空の色って、ない。

だけど自分の"これ!"は

絶対変えちゃあ

ダメなのだ。

 

そもそも

正解って何なんだ、ってね。

 

"希望どもが飽きれたまま

 死ぬのだけじゃ

 あんまりじゃないか"

(星野 源『私』より)

 

そうだそうだと…

確信した2019年の暮。

 

 

#逃げ恥