人のためにできますか?

 

『いだてん』第45回"火の鳥"終わりの

東洋の魔女の言葉。

「人のためにできますか?」

が、取り憑いて離れない。

今のあたしに突きつけられた気がしてね。

 

 

青春を犠牲にして、って

言われることが嫌だって

東洋の魔女、ウマが言う。

これが私の青春だから、って。

あんな涙を流しながら言われて

刺さらない訳がない。

あたしもだ。

犠牲なんかじゃない、

好きだから打ち込む。

ただそれだけでいいのだ。

 

中途半端に体だけ帰ってこられても

困る、って菊ちゃんの熱弁に

ハッとした。

 

頭と体が一体化して

とことんやりきることが

自分を生きることなのだ。

しかもそれが周りへの、

いや、

自分の魂への礼儀でも

ある訳で。

中途半端に、家族の為だの

子供の為だ、って言ったところで

見透かされるし、伝わってしまうのだ。

 

 

単なる、一ドラマではない。

あたしが観ている『いだてん』て。

クドカンの言わしめる台詞が

ただならなすぎなのだ。

 

 

これからどうするか、が

わかったよ。

 

 

#いだてん