おかしくない?

 

昔よく周りの友達に

聞いていた。

 

「このカッコ、おかしくない?」

 

って。

"色気づいた"はしりの頃なんか

特にそう。

 

この髪形、おかしくない?

この取合せ、変じゃない?

 

 

今思うと、不思議な事を

聞いていたな、と。

 

誰に向かって

何に対して

おかしいか、おかしくないか

意識していたのか、と。

 

ことごとくその意図は、

少しでも良いから

カッコよく

可愛いく、

イケてる自分で

ありたくて。

 

しかもそのイケてさ加減に

全く自信がないから

周囲に確認していた訳なのだ。

 

今朝ふと

そんなことを思い出した。

 

懐かし。

 

今それを

笑える自分になったってことは、

少しは自分に自信が持てた、と

いうことか。

 

でもなんでこんなことを

ふと思い出したのだろう…