歴史的勝利。だが…

 

今日のスケジュールは

16時のキックオフ中心。

 

試合開始時刻に照準を合わせ

時間を常に確認し

定刻には、テレビの前にいた。

 

信じていたから、

どうしても勝ちを見たかったんだ。

 

"世紀の番狂わせ"なんて言わせてたまるか。

この言葉は過去基準じゃないか。

確かに

過去の戦績からしたら

世界2位のアイルランドに勝つことは

あり得ないくらいの話だろう。

 

だが、チームのメンバーは 

当時の人じゃない。

選手、監督、コーチ全て

変化した、今現在のスタイルだ。

 

今のチームに

過去の戦績で

ものを語るなかれ、なのだ。

 

過去を引きずらず今の自分で勝負したい、

って

あたしの思いも重なり、

どうしても勝ちたい試合だったんだ。

 

試合後、田村選手は

「信じて」という言葉を

何度使っていただろう。

 

誰が調べたかわからない過去の統計や、

誰につけられたかわからない自分の今いる

地位、順位を鵜呑みにして

ものを言って何になる。

将来を語って何になる。

今これからは、作ればいいのだ。

未来へは

空っぽな自分のなかに

ただただやりたい、

こうなりたい、っていう

信念だけをとことん

詰め込んで貫けばいいんだ。

 

歴史的勝利だった。

だが、

当然の勝利だったんじゃなかろうか、

今のジャパンには。

 

やっぱり

信じている人にはかなわないな。