十日草輔さんの
『王様ランキング』って漫画。
今日１巻から5巻まで読んだ。
なんなんだ、これ。
かっこよくも何ともない主人公。
なのに、周りが彼に惹きつけられる。
"オレだけは
どんな時も
お前の味方になってやるぜ"
って親友にそう言わしめ、
"あなたが気にしていることは
もしかしたら
あなたの長所なのかもしれない
そしてあなたは
その欠けたもので
普通の人にはない
いろんなことを経験している
それは苦しいけれど
きっと自分の道を
切り開く力になるでしょう"
って師に良さを認めてもらえ、
しっかり背中を押して貰えているのだ。
この子、口をへの字に曲げて
悔しい時には
鼻水を垂らして泣くのだ。
人に見られないように。
だけど、ふっと我に返って泣き止むと
周囲に愛想を振りまく。
本人、弱いってわかっていて
頑張る。
頑張るけれども
なかなか結果に繋がらない。
もどかし過ぎるじゃないか。
あたし自身を見ているようで。
親友や師を虜にする
主人公に、なんかもう目が離せなくてさ。
完全にあたし
取り込まれたな、この漫画に。
早く次が読みたいよ。
