考えてかけるものじゃない。

まだ飽き足らない
五十嵐大介さんの漫画
海獣の子供』のことなんだ。


昔、慶良間に潜りに行った時のこと。

着いた日の前夜に
サンゴの産卵だったから
海じゅうが生臭くて。
ダイビングスーツも
普通じゃない匂いになって、
その異臭に酔ったことがあった。

海も濁って
でも、水中から海面を見上げると
海獣の子供』にある幽霊みたいに
見えるんだ。
太陽の光に反応して
キラキラしていたのを
覚えている。


満月の夜には
サンゴが産卵するだけでなく
赤ちゃんだって沢山生まれてくるって
いうし。

繋がっているんだろな。

わからないことだらけだけど。


"わたし
なんにもわからないから
もっとたくさん
見たり聞いたり
したいんです。"

って琉花ちゃんが第3巻の中で
言ってたけど
あたしもなのだ。


わからない。

だから
もっとたくさん見たいし
聞きたいし。


何度も言うけど、
この漫画、
考えてかける内容じゃない匂いがする。

降りてきてるね。

何かが。

#海獣の子供
#五十嵐大介