いい具合に。

『倉』の字のチケットを
握りしめて、一番太鼓と共に
会場入りだ。


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今日は神田阿久鯉、神田松之丞の
連続読み"畔倉重四郎"の2日目。

五夜連続に相応しく
主人公は五文字名前。


1秒たりとも残業せずに
退社だ。

途中で小腹がすいたりして
腹でも鳴るなんてことをしたら
この会の皆に迷惑をかける。

だから途中で軽食とドリンクを
調達して着席する。

なんて首尾よく動けるのだ、
あたしは。

学生時代には考えられない
成長っぷり。

もちろん、脇目も振らず
集中して前方一点を凝視する。

なんせ今日は
"大黒屋婿入り"なんて
めちゃくちゃ色っぽいネタもある。


雨で逗留が長引いて
色男重四郎は
未亡人おときにに惚れられ…なんて
読まれるだけのエロさほど
そそられるものはない!


これじゃあ明日も
会社でグズグズしている
場合じゃないな。


人間の生き様全部を
開けっぴろげに見せてもらい、
愛おしくてたまらなく…


どっぷりはまった
連続読み。

好きなのは
人。


スカして
もがいて
計算して…


とことん生きている人が
好きだなぁ。