崖っぷち救出作戦。

 

 

弓立窯の灰釉粉引皿で

今日は草餅のおやつだ。

 

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合うよねぇ…この感じ。

緑色の餅と粉引の白のコントラスト。

表面のひび割れた感じといい、

釉のかけむらといい…

山本一仁さんの作品は素朴で味がある。

 

最近特に、稀有な皿に目がいく。

大量生産じゃなく、

人が一枚一枚焼いて作った

ムラがあるものが面白く感じる

年頃なのかもしれない。

 

目先を変えるにはどうしたらいいかな、とか

美味しく見えるのはどの皿だろう、って

ニヤニヤしながら考えるのは楽しい。

洋服のコーディネート並みに、

バッチリ決まりました!って時には

「ほら、やっぱりいい感じ」と

自己満足に浸る浸る。

 

 

三が日も過ぎると飽きられて、

黴そうな餅だったはずが

ちょっと変えるだけで

オシャレになって…(目を細める)

お代わりを催促されたぞ。

良かった良かった。

 

トロロ昆布と鰹節、ごまと、

梅干しのカケラと麺つゆを少したらし

お湯を注いだだけのお汁。

きな粉餅と磯辺焼き

さっぱりさせてくれるんだ。

 

下町の甘味屋さんにでも

行った気分をイメージしての

オヤツタイムが草餅を救った。

 

今まで通りじゃつまらない。

 

ちょっと変えるだけで

だいぶ変わるんだよね。

 

イデア次第で

楽しくなるなる…。