ふと、スイッチが。

 

 

もう戻れない。

 

いやね、

早起きして30分で支度して

満員電車に揺られていたとか

全く想像出来ない所に今いるから。

 

今日久々、仕事じみた電話をしていて

ふと、

(昔こんな感じで喋っていたなぁ)と

当時の自分の姿を思い出したのだ。

あたしの記憶装置に、

"電話で打ち合わせをする"という動作から

昔スイッチが入ってしまったようで

あれよあれよと芋づる式に

かつての自分の姿を俯瞰させられた。

 

よくやってたわ。

存分にやりきった。

 

重度のサザエさん症候群

喜怒哀楽の真ん中二文字の繰り返しだった

感じがしないでもないけれど、それにしても

もう充分だ。

しかも、もう戻れない。

シャバの空気は、うまいもん。

だから自由にゆっくり深呼吸して

血が回っている感じを堪能するのだ。

ロキソニンルーティーンからも解放されて

体調も頗る良いしね。

 

だからって、あの場所を否定はしない。

昔の自分だって、否定しない。

あそこにいる人達が可哀想で

今の自分に優越感、とかもない。

適材適所でいいのだ。

自分の好きでいい。

自分が好きな場所で存分に生ききる。

それが一番だと心から思う。

 

今を楽しめるのは

昔のあの自分がいたからで、

繋がっているって、本当だった。

 

 

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時計からでなく

空の色や

街の匂いから

頃合いがわかるように

なってきた。

 

叶ってきてるな、いろいろが。