寒いのは苦手で。
ずっと部屋にこもって
変わり映えしないねずみ色の空を
ぼーっと眺めていた時だ。
夕方ほんわり
陽光が覗いて…
「やっぱり見せたかったんだな、青空」
夕陽と青空とのコントラストに
見惚れながら佇んだ。
今日は大して面白味がない空だな、と
勝手に思っていたけれど
それは失礼にも程がある思い込みだった。
「どう楽しむ?」と
試された気がしたのだ。
" おもしろき ことも無き世を おもしろく "
高杉晋作の歌がふと…
そう言うことだよね。
自分次第だ。