この本。
これはもしかして
あったらいいな、って
激しく願っていたから
縁があったとしか思えないヤツ。
本気で願えば叶うってこと。
今から思えば自粛して家に缶詰めの時だ。
食事を作るのにも、トマト缶詰めのみで。
トマトって言ったらパスタか？と安直に
そう易々と、着地はしたくなかったのだ。
目の前にはシケたスパイス達が
冷ややかに、あたしを見ていた。
ふとカルダモンがあたしを呼ぶから
思わず手に取って蓋を開けると…え？
何とも爽やかな気分になってさ。
賞味期限、切れてなかったのか。
チキンはある。
トマト缶詰め
で、スパイス。
じゃ、カレー作ろ。
で、適当に作ってみたら
なんか旨く出来ちゃって。
しかも、学生時代の
あのカレー屋の記憶まで蘇り、
再現したくなって右往左往。
以来、スパイスを詳しく知りたい。
スパイス使いの基本を学びたいと。
スマホでぐるぐるやっていたら
京大カレー部のツイートに会い
レシピを教えて貰い…からの
この本に出会えた訳。
スパイスのイロハは元より、
バラエティに富んだレシピ。
カレー分析から法則性へと
多岐に渡る愛に溢れた本だ。
スパイスのおかげで
肌つるつるの若人が、
研究成果を披露して、
もう感謝しかない訳。
今日から愛を注ぐことに決めた。
スパイスに。
カレーに。
"スパイスカレーには正解がありません"
(P.004)
これが惹かれる原因だ。
試行錯誤の楽しさと
予想を遥かに上回る変化過程。
あゝ本当に、ワクワクするよ。
答えが無いんだよ、
自由自在なんだよ。
"カレーは愛。
愛こそカレー。
それがジャスティス。"
御意。
#京大カレー部
#秘伝のスパイスカレーレシピ
