何！この味。
カレーとごはんを口に入れ
まろやかだなぁ…。
が、喉元過ぎた後豹変した。
複雑で面白くて美味し過ぎるカレーに、
今日の昼間に出会ってしまったのだ。
それが、これ。一見普通のお家カレー。
相変わらずのグランマさんで、
今日もランチを…で店に行った瞬間
(カレー食べよ)の胃になった。
作ったのはこの人。
天才店長けーすけ氏だ。
数学を利用してスパイスを掛け合わせ
足りないものを補って…と
熱く語っているところ。
チキンと野菜の薬膳マサラカレー¥９９０
気付いたらあっという間に
あたしの皿がきれいになっていたので、
もしかしてカレーを食べていたこと自体
夢だったのかもしれないな、なんて
訝しんだくらい。
試しに夜も行ってみるか、と。
再度、味を確認するために。いや、
本当にそんなカレーが存在していたのか
どうしても気になって、
既に閉店しているグランマさんの扉を開けた。
けーすけさんが居てくれたので、
昼に食べた謎のカレーのことを熱く語った。
で、謎解きがしたいから食べさせて！
と我儘を言ったら作ってくれて…
「おかずが無いから」
「おかずなんて無くていいから」
で、夕食もカレー。
無心で堪能しちゃって
謎解きどころじゃない。
美味し過ぎてもう。
白老の地産地消だ。
素材自体美味しいに決まっているんだけど、
数学的なスパイス掛け合わせって…
わかったような、わからないような。
だけど抜群に美味しいのだけは
わかった。
生きてて良かったって思ったカレーの話。
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