7月ついたち。

 

後半戦突入。

 

2020年は誠に不思議な年だ。

波乱万丈なことが公私共に多発。

しかも時のスピードがあり過ぎて、

季節の移ろいを…なんて言ってる間に

みるみる季節は変わってしまうのだ。

 

毎日が本当に目まぐるしいのに、

自分の中で、生きている実感が

ある意味一番あった気がする半年。

その上、

自然の中で生かされている実感も。

 

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今日は終日、こんな

水墨画みたいな空だった。

暑くて網戸にしたくても

雨が吹き込む激しさだ。

ところが昼過ぎ、ふと

横なぐりの雨が止んで

薄日がさしてきた。

 

その陽光の流れが絶妙で。

水面に墨を一滴たらして

じんわり滲んで広がるあの感じ。

 

じわじわと広がるそれを見て

わざとらしくないその流れに

じっくり見惚れていたら…

 

自然に身を任せる、

何事にも抗わないって

こういうことかもしれないな、と

勝手に納得出来たのだ。

 

自分の周りを

ただこうして、

黙って見るのも

いいもんだ。

 

なんか、整う。