後半戦突入。
2020年は誠に不思議な年だ。
波乱万丈なことが公私共に多発。
しかも時のスピードがあり過ぎて、
季節の移ろいを…なんて言ってる間に
みるみる季節は変わってしまうのだ。
毎日が本当に目まぐるしいのに、
自分の中で、生きている実感が
ある意味一番あった気がする半年。
その上、
自然の中で生かされている実感も。
今日は終日、こんな
水墨画みたいな空だった。
暑くて網戸にしたくても
雨が吹き込む激しさだ。
ところが昼過ぎ、ふと
横なぐりの雨が止んで
薄日がさしてきた。
その陽光の流れが絶妙で。
水面に墨を一滴たらして
じんわり滲んで広がるあの感じ。
じわじわと広がるそれを見て
わざとらしくないその流れに
じっくり見惚れていたら…
自然に身を任せる、
何事にも抗わないって
こういうことかもしれないな、と
勝手に納得出来たのだ。
自分の周りを
ただこうして、
黙って見るのも
いいもんだ。
なんか、整う。