King Gnuが。

 

やっとだ。

 

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この日までは、と

King Gnu禁していたから、

待ってました!だったのよ。

 

昔、耳に飛び込んできた

『白日』が瞬間、

あまりにも刺さって刺さって

全然抜けなくなっちゃって。

その傷口がいい具合に化膿して

やっとこ気づいてリセットした、

そんなあたしの過去だったから

時間を経て今どんな風にKing Gnu

聴こえてくるのか、

ワクワクしていたのだ。

 

 

ライブ中に、井口さんが

時間の経過で女の趣味が変わった話を

していたけれど、

ライブを楽しみながら

あたしも「わかるわかる」だったのだ。

女の趣味じゃなく曲の趣味なんだけど。

 

ストリーミングライブ後の

リアルタイムライブコメンタリーが

またいい。

 

「俺この日、顔調子悪いわー」

とか、

「恥ずかしくなっちゃって…」

や、

「最近こぼすこと多くない?」

って喋ったかと思ったら

「ここカッコいいね」

「久々のライブ過ぎて忘れてたね」

なんて、素直で正直。

普通の男子の会話を隣のテーブルで

聞き耳を立てている感じが面白くて。

なんだかんだで王牛祭を堪能した訳。

 

まんまと人をじわじわさせて

隠していたものを引きずり出させる。

神がかった音楽をぶちかまして平気な顔しながら、

反面、恥じらいすらも隠さずに

あからさまな自然体で笑いあう4人。

どんどん圧倒されたくて堪らない。

 

"何気無い会話や仕草の

温もりに気づかないままで

世界が終わりかのように

息巻いてさ" …

『Hitman』

の歌詞が立ち昇ってジンとした。

 

今じゃん、この歌詞。

 

誰しもが感じて

戸惑って躊躇し

行きつ戻りつの

この今を全部さらけ出して

でも前を向いてやっていく。

King Gnuすらもそうかもな。

 

"時の流れは酷く残酷で

未来なんていつだって不確かで

強がらなきゃやってらんないさ

霧があなたを覆い隠すのならば

狙い定めて曇り空を撃ち抜いて"(Hitman)

 

そう、ブレずにいけばいいんだな。

 

 

答え合わせが出来たライブだ。

 

 

#King Gnu

#王牛祭