彼岸入りだからか。

 

Eric Claptonの『Tears In Heaven』が

朝から耳の中で鳴りながら目覚めた。

 

わぁ、珍しい!クラプトンだ。

久々にちゃんと聴こうじゃないか、と

スマホから流しながら

支度をしていたらふと、

この前逝った友のことを思い出した。

 

そうか!

クラプトンは

亡き御子息に宛てて書いた曲を

あたしはクラプトン経由で亡き友に

気持ちを寄せることが出来たのだ。

 

今日は彼岸入りだからか、と

納得し、直ぐに

亡き彼女のLINEにこの曲を送ったら

さっき彼女の旦那から返信がきた。

 

なんと桂銀淑『離別』の動画が

貼り付いていたのだ。

"焼酎を飲みながら聴くと沁みるね"って

そりゃあそうだ。

自分の妻が好き過ぎて、

他人がいても憚らず「ちゃん」付で

ずーっと呼んでいた仲良し夫婦だったのだ。

焼酎を飲まなくたって

辛いだろう。

 

いろいろ思いながら

桂銀淑を聴いていたら

やっぱりこっちも切なくなった。

 

何かに思いを馳せる時

音楽って絶対必要なのだ。

気持ちを代弁してくれたり

呼び起こしてくれたりと

心を繋いでくれるから。

更に、その曲のおかげで

気持ちの整理や心が決まり

先に進めてもくれるから。

 

 

こういう時は本当に

大事なものが明確にわかる。

 

何を大切にしなければいけないか

何が自分にとって必要なのか、が。