終わりは…

 

トンプソン・ルークの

「寂しいね」

が、代弁してくれたな。

 

 

悔しいでも

残念、でもない。

寂しいよ、めちゃくちゃ。

 

あの場所にもう

あの人のパス出しが見られない、

この人の走りが見られない、って

やっぱり寂しい。

 

だけどラグビーって素晴らしい。

違うことを認めて、

多様性がひとつになる。

彼ら自ら体現して

こんなに自分らを熱くさせてくれた。

日本ラグビーから学んだのは

それだけじゃない。

 

今日は

平尾さんの命日。

コーチ陣、皆黒いネクタイだった。

これは間違いなく

平尾さんへのリスペクトだ。

他者を敬う。

気持ちを形にして表す。

素敵なことだ。

 

 

ノーサイドで試合は思ってしまったが、

こっち側に確実に

パスが通ったよ。

明らかに

繋がってきているものがある。

伝わってきたものがあるのだ。

 

終わりは始まり。

間違いなくね。