衝撃的なプレゼント。

今年の誕生日
娘から貰ったものが、これ。


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絵本。

夢枕 獏さんが文を書き
松本 大洋さんの絵という
なんかもうページを開かずには
いられないペアリング。
(偕成社 刊)


"名前が ないので
だれでも ない。
だれでも ないのに
だれでも ないから
なんにでも なれる"


こんな、ワクワクな文章に
ふわふわな絵。

さぞや癒されるに違いない、と
ページをめくってめくって…

声を出して読んでいたのに
あのページから
音読出来なくなったのだ。

声が出せない。

泣いてしまいそうだから。

あまりにも
深くて、
考えれば考えるほど
心が痛くなる。
痛くなるけど
なんども頷ける
絵本なのだ。


ここまで刺さる
まるで哲学書のような
絵本に出会ったのは
初めてだ。


一生忘れられない
プレゼント。