駄目じゃない、むしろ。

なるべくなら間違わない方が
よいのだが。

やっぱり人間、何かしら
間違えちゃうんだよ。

仕事でも勉強でもなんでも。

集中して
間違えないように頑張る。
だけど、間違える。

ヤッベ、と顔が赤くなるのが
わかるし、
次は気をつけなきゃ、と
気を引き締める。

あたしの向上心は
間違えまくり、
"恥"をかきまくって
その都度湧いてきた気がする。
振り返るとね。


しかも、間違えは
周りの空気を変える。
あ、あいつはこういうところを
間違えたのか。
じゃあ、自分も
間違わないように
頑張ろ、と。

間違えたことで
ルーティーンな空気が
ちょっと変わるんだ。


何かしらな違和感が
いい感じで流れていく。

ちゃんとそこに
愛があれば、だが。


間違えて
その原因を
教えてもらえずに
自分で考えろ、とだけ言われて
ただ時間だけが経っていく。
職人さんならまだしも
時間が限られたオフィスだよ。
当人も凹む。
周囲の雰囲気も悪くなる。
愛のない空間で
その間違えは
何も生まない。


間違えて
笑われたり、なじられたり
するんじゃなくて
「おめでとう」
「ありがとう」風な
ハイタッチくらいにしたらいいのに。
せっかくの間違えを
何かしらの種にしてやれば
いいのにさ。


会社の愚痴が過ぎたな。


そんな時は
星野源ちゃんの『Pair Dancer』が
処方箋。

"間違う隙間に
愛は流れてる"