かかりつけ。

 

 

「知らないからね!」が口癖の近所の

かかりつけ眼科を今日は雨の中通院した。

 

実はあたしは昔から病院嫌いで。

何か違和感がある時でも放置気味で

自身の治癒力を信じるタイプ。

というか、怖がりなのだ。

ギリギリにならないと通院出来ない。

そんな情け無い性格を知っていてくれる

かかりつけ医。

重い腰を上げてやっと通院すると大概叱られる。

「なんでもっと早く来ないの!」

「知らないからね!」と。

下町の先生は怖いのだ。

 

今回もそうだった。

 

網膜剥離を発見してくれたのは

かかりつけ医の彼女。

その日も激しめ口調で

「何でもっと早く来ないの!」と

一喝しながらもテキパキと指示。

「紹介状を書くから直ぐに電話をして

予約を取ってね!

直ぐに行かないと知らないからね!」と。

ビックリマーク1個じゃ足りない勢いで

アドバイスしてくださった。

 

その恐怖におののき直ぐ

蔵前に転院したら即手術となり現在に至る。

そして今日は蔵前の先生の経過報告書を持って

改めて彼女の元に御礼通院に行ったのだ。

 

「良かったよねぇ。なんて美しい手術跡」と

快方に向かうあたしの目を

自分のことのように喜んでくれて 

何度も検査器ごしに覗きこむ。

 

そして蔵前の先生の素晴らしさや

いかに網膜剥離が恐ろしい病気か、

今後気をつけることなどを相変わらず

キツめに、でも丁寧に説明してくださった。

 

有り難や、かかりつけ医。

病院は嫌いなんだけど

彼女のキツさと細やかさ、

大好きなんだよな。

 

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病院を出たら雨上がりに都内の桜の開花宣言

じわじわと明るくなる空に桜、嬉しいね。

 

 

#かかりつけ医

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