まずは…興味から。

 

 

出かける時に娘から呼び出しがかかった。

 

「ちょいと顔洗って、そこに立って。」

 

クーラーが設置されていない

暑い日の洗面所でぇ?嫌だなぁ、面倒。

そして、

「メイクさせて」と。

有り難いことではあるがなんせ暑いし

すぐ汗だくになるから基本すっぴん人間。

「ちゃちゃっとでいいから」と伝えながら

渋々顔を貸す。

 

なんせ、自分。

メイク自体に昔から興味がなく

肌色を全体的に塗る、で完了の人間。

口紅すら面倒くさくて…の人種だった。

(そんな人種いないか)

 

だが娘からとうとう教育的指導が入った。

日焼け止めとか化粧を保つスプレーとか。

じゃんじゃんかけられ、あっという間に完成。

「凄いな、独学か?」と聞くと

YouTubeでいくらでもやってるで、と。

 

瞬く間に、自然な仕上がりのあたしが

鏡の前にいたのだった。

そんなにあーだこーだしなくても

ポイントを押さえた"引き算メイク"とでも

言えばいいのか。

それだけで

だいぶバージョンアップしていたのだ。

 

じっくりと自分の顔を久々にちゃんと見た。

(捨てたもんじゃないな)

娘のおかげでちょっとメイクと

自分劣化を食い止める努力をすることに

興味が出てきた今日この頃。

 

有り難い。

 

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