雨の音を聞きに行ったら。

 

 

傘をさしたの

久しぶりだな。

 

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向こうの橋の赤い傘かわいいなぁ。

 

…なんて見惚れていた手前には

雨紋から顔を出す鴨達がいたりして

雨の下町の景色が穏やかでいい。

 

傘を持ったの、いつぶりだろ。

思わずうろうろしていたら、

今度は赤い鳥居に誘われた。

"赤"に縁がある日だねぇ…とお邪魔したのは

白河の白笹稲荷神社。次は"白"か。

"紅白"でつながる縁起がいい散歩日和。

 

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手描きの行灯(あんどん)が並んでいる。

これはもしやの地口(じぐち)じゃないか。

あの地口行灯にこんなところで出会えるとは。

 

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江戸時代からあったという言葉遊びというか、

誰もが知る諺を語呂合わせと絵にしたものだ。

因みに手前の狐の絵は

義経八双飛び」をパロディー化した

「お狐八寸飛び」だと思われる。

 

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慕われている神社さんだとわかる

整った佇まい。

 

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いい場所に迷い込めたなぁ。

気づいたら雨が上がってて

空が明るくなっていたのだ。

 

 

 

#白笹稲荷神社

#地口行灯

#白河