盛岡で念願のお菓子を
手に入れた。
パッケージから唯ならぬ風格。
そして開封して驚愕したのが…
棟方志功氏の作品のように、
版画で彫った風な墨色に圧倒。
それも白と黒だけの
キッパリとしたパッケージ。
寄せ文字のように隙間なく書かれ、
飾りっ気無しな文字達が半紙の上に
ビッチリと並んで渋くてカッコいい。
盛岡の老舗、長沢屋さんの
黄精飴だ。
飴と言う名称ではあるが実は
ふわふわやわやわな餅なのだ。
ググると、漢方のアマドコロの
地下茎の煎汁が入っていて
胃腸や心肺に良いと書いてある。
口に含むと、トロっとして
あっさりと優しい甘さが後を引く。
味といい、デザインといい
圧倒される稀有なお菓子。
「お疲れ!自分」といいながら
包み紙を剥がしてはほおばる…が止まらない。
美味しいものって、
癒やしてくれるよねぇ。