"そうだ、九頭龍神社、行こう"
そう思ってバタバタ調べたのが
13日の朝食後のこと。
スマホによると
その日は九頭龍神社本宮の
月次祭だったのだ。
だけど、思いたった時間が遅過ぎた。
出航時間には間に合わないだろうし、
混んでるよな、きっと。
無理無理、やめよう。
そう自分に言い訳をして
思いつきに蓋をした。
だけど、
やっぱりなんか気になる、って気持ちが
あたしをノックし続けるのだ。
いや、いろいろやることがあって
今忙しいから…。
衝動を何度もなだめすかしたが、
行かなきゃダメだと声がした。
で、今朝。
両社詣りが出来るらしいし、
本宮にももちろん詣でたい。
行くぞ、と決めて準備を開始。
すると、辰年の娘も
何かを嗅ぎつけたのか、ついてきた。
秋真っ盛りの箱根路を
とことん満喫できたのだ。
行くべし、と
あたしを蹴飛ばしてくれて
ありがとね。
あたしは、あたしに言ったんだ。
自分に言い訳するようじゃ
人生、そこで止まるな。
まだ止めている場合じゃない。
自分の直感、
さんきゅ。