「金鎖・きんぐさり」とは、この花の名前。
花壇にお水をまいたり雑草取りや植替えをして
偕楽園緑地一帯の整備に一生懸命のご婦人、
清野さんがこれまた一生懸命に教えてくれた。
「珍しい!黄色い藤みたいですね」と言うと
「キバナフジとも言うみたい。マメ科だから
マメの花にも似ているよね」と優しい笑顔。
黙々と植物と向き合う清野さんに
「お好きなんですね、お花」と聞くと
「散歩している人が立ち止まって
喜んでくれたり、あなたみたいに写真を
撮ってくれたり、こうして喋ったり。
嬉しいじゃない!」と。
なんだかんだで30分くらい立ち話して
いたけれど、植物を介すると良いご縁
しかない気がする。
木の名前を聞き、清野さんご自身の話から
この土地の話、
ここにあったはずの井頭龍神さんの話にまで
広がる広がる。
そして以前から知りたかった
札幌諏訪神社、と。
まさかのこれから向かう先だった。
不思議と毎回ここに繋がるのだ。
そしてこうして一年前と同じ笑顔で
迎えて貰える幸せ。
きっかけの今朝の黄色い花"金鎖"って、
そういうことか。
鎖のように繋がる金の如き尊きものが
縁…
今聞こえてきた
境内の御神木の教え。
ほんとだね。
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