全47回の平均視聴率が8.2%だと
ラインのオリコンニュースにあった
『いだてん』。
昨日の最終回で
ドラマは一区切り。
だけど、あたしの中じゃ
ちっとも区切りがついていないんだ。
なんかチリチリと
心の奥に
線香花火のような
小さな火が、
だけど消えない火が、
ついたみたいでさ。
その時は叶わなかったとしても
その思いはずっと繋がっていて
後で思いもよらないくらいの
大輪の、三尺玉、四尺玉くらいの
花火になるってことを
実感させてくれたのだ。
どういうことかって言うと、
やりたくてやりたくて
仕方ないのに
志半ばで役職から引きずりおろされたり、
ちょうど脂がのって
ここぞって時に
倒れちゃって高座に上がれなかったり…。
そんな挫折があろうとも
そこで終わらないのが人生で。
だから諦めちゃダメだって
見せてもらった。
どうも、その先
何があるのかわからないのが
やっぱり人生ってやつらしいからね。
もうこうなったら
面白いことをしようって、って。
どうせなら、徹底的に
面白い、をものさしにしよう。
そんな火の粉がかかってしまい
まだ尚、くすぶっている。
視聴率が低いのは
マニュアックさの現れ。
こんなに
深くて
トリッキーで
あとあとまで残って仕方ないドラマを
視聴率だけで評価されては困る。
8.2%か。
観られてラッキー過ぎるじゃんね。
#いだてん
