この季節にはこの曲だ。

 

King Gnuの『白日』。

 

寒くなると

余計にじわじわくるんだ。

 

"真っ新に生まれ変わって

 人生一から始めようが

 へばりついて離れない

 地続きの今を歩いて行くんだ"

 

の歌詞に、思わず

「そうなんだよ、それそれ!」って

応答したくてたまらない。

 

リボーン、とは

そういうことだ。

 

御破算にしちゃいけない。

自分の過去をね。

無かった事にはならないのだ。

時を経て

やっとたどり着いた今。

なんか何処かで間違えたように思うけど

やらなきゃいけない間違いで。

正しい間違い、と言うべきか。

そこは通るべき道であり

来るべき場所であり

感じるべき悩みであり

越えるべき壁だっただけだ。

 

年の暮れは

沁みるよなぁ…『白日』。

 

振り返ってみちゃうのだ。

いつもは反省なんかしないのにね。

 

にしても。

取り返しのつかない過ちは

多々あれど、

やっぱり最期で後悔したくは

ないからさ…

 

目の前のことから

目を離さずに

真正面から行くしかないのだ。

 

今、今、今。

 

"首の皮一枚繋がった

 如何しようもない今を

 生きていく"…か。