ロックってこんなだっけ?

 

King Gnuの『CEREMONY』。

聴きまくって

読みまくって

あたしのロックの概念が

ぐっちゃぐちゃになった日。

概念などと大袈裟な物言いですが。

 

この『CEREMONY』は

あたしにとって

免罪符のようなアルバムだ。

それでも生きてていいんだぜ、ってね。

 

 

もうこりごりな腐りかけた日々を

"白日"が

「明日へと歩き出さなきゃ」

って横並びで背中を押してくれちゃうし、

"小さな惑星"が

「意味のない日々に

 何を恐れてるのか」

って叱ってくれる。

 

しまいには

「きらりこの世を踊るんだ

 なんだかんだで上手く行く

 気がしてる」

っていう"ユーモア"。

 

言う?こんなこと。

ロックが言う??

どういうことだ、これは。

 

「自分の替えなど

 いくらでもいるんだ

 自惚れんなよ

 世界はそんなもんだって

 生きてりゃわかるさ」

 

ずーっとぐずぐずしてたら、

"Overflow"が図星でね。

 

聴けば聴くほど

浸透してきて

それこそoverflowになりそうだ。

 

もはや

今までを軽く許してくれちゃって

これからは

けろっと生きてこ、って思えてくる。

全部受け入れて

けろっとしてろ、ってね。

なんでこんなに

優しいんだ。

 

 

「譲れぬものだけを胸に

 歩いていくんだ」

っていう"壇上"で、

あたしの心は

決まったんだよ。

 

 

な、こと書いている場合じゃない。

ずっと聴いていたいアルバムなので。

 

 

#King Gnu

#CEREMONY