満月の夜に。

 

 

荷造りしたダンボールを

全部持って行ってもらい

引っ越し作業は一段落。

あと、やる事と言えば…

 

ネクタイの結び方をマスターすることと、

ヘアスタイリングを頑張ることらしい。

 

学ラン姿が板についていた少年が

いきなりのスーツ。

なんとか着たはいいけれど

やっぱりぎこちない手つきで

握り拳より大きい結び目になったりと

四苦八苦してもがいている姿が

嬉しくもあり、淋しくもあり。

 

そうやって色気づいていくんだなぁ。

鼻水たらしていた子がさ。

 

そうか、

今日は満月だもんな。

 

 

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ちょっと変える。

 

 

積読シリーズの整理をはじめたら

止まらなくなってしまった。

 

息子の引っ越し作業と合わせて

今まで避けて通っていた作業が

何故かすいすい出来るのだ。

 

積読本の片づけばかりじゃない。

縁が欠けた食器を処分したり、

洗面所や台所の掃除などなど

頭の片隅の

気になっていながらも着手出来ずにいた

あれこれを、

なんてことはない

鼻歌まじりに出来る不思議。

それもワープしちゃったんじゃないか

くらいのスピードで処理が出来る驚き。

 

"やらなくちゃ、やらなくちゃ"

 

の強迫観念がいかんかったのかな。

その思いがあるだけでストップがかかる。

ぐんとハードルが上がる気がする。

いや、自分で勝手に

無いはずのハードルを高めに

作っていた気がするんだ。

 

しなくちゃ的使命感は

不要だったのかも。

 

時期がきたら

オムツが外れるように、

自転車が乗れるようになるように、

何も考えずに

すいすい出来ちゃうことなのかもしれないな。

 

〇〇しなくちゃ、がきたら

あえて放っておいてみよう。

その時がきたら

力すら入れなくたって飛べる気がする。

 

 

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ちょっとしたことが

凄い変化に…。

 

楽しみなんだけど。

 

 

 

 

 

 

巣作り開始。

 

 

巣立ちの後は

新たな生活にむけての

巣作り開始だ。

 

"絶対必要なものだけを

ダンボールに詰めよう"

 

一応ルールは決めたけど、

あれよあれよという間に

ひとつ増え、

またひとつ増えて

とうとう6個ものダンボールに。

衣類、雑貨、食器、本、寝具…と

人が生きていくためには

なんだかんだでモノがいるんだなぁ。

 

今日一日、

集中して

荷造りを。

 

だけど、大変さよりも

わくわくが勝るのは

先が見えないからなのかもな。

想像できない未来がくるぞ!の

楽しみさ。

 

それ以外、ないな。

 

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どんな明日がくるんだろ。

 

 

 

 

 

今年の卒業式は…

 

"いざさらば さらば友よ"

 

この時期定番「巣立ちの歌」も、

校歌を聴くことすらもなく、

「はい!」の返事だけ聞いて終わった

高校の卒業式。

もちろん謝恩会だって無い。

 

式自体が無いよりマシ、って

思うしかないとはあんまりだ。

人生の節目や

大事な分岐点を

自分自身でしかと見極め、

五感でしっかり感じて定着させるって

その先の自分には不可欠だと思うのだ。

 

って事で、

3月中旬のあっけなく終わった卒業式を

虚しく思ったのか、

淋しくて仕方がないのか、

今日は息子達仲良し5人組で

ちゃんと遊んで

お別れ会をしてきたらしい。

 

名残惜しくて

朝から晩まで

ずっと一緒に遊んでいたらしい…。

ボーリングをやったり、

某イタリアンチェーンレストランでごはんとは

男子校らしいノリでかわいいもんだ。

 

明日から皆それぞれ散り散りで

別々の道を歩くけど、

(アイツもきっと頑張っているんだろうな)が

背中を押してくれるに違いない。

 

うん、間違いない。

大丈夫。

 

 

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絶品。

 

 

立ち寄った北大マルシェ。

 

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ワッフル600円はお値打ち。

香ばしくて

割と歯ごたえのあるワッフルに

付け合わせのバニラのジェラートが最高で。

コーヒー300円も

コクがあって申し分ない。

 

しかもだ。

アペリティフちっくのこれ。

北大牛乳の美味しさったら!

 

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かわいいサイズの

牛乳瓶で、瞬時に

飲み干し、ビックリの味。

 

素材って大事だね。

嘘がつけないもの。

 

また行こうっと。

 

 

 

好きな色。好きな場所。

 

行きたいところはどこか?

 

自分に聞いたら

ここだと言うから

連れてきてやったんだ。

 

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見渡す限りの空。

桜どころの騒ぎじゃない

いちめんの雪平原。

 

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をぼーっと見ていたら、

 

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雲のかたちまで

可愛く見えてさ。

 

時間の流れが違う場所。

水色と白の

澄み渡った世界。

 

 

 

 

 

最高の眺め。

 

 

またと無い景色に

思わずシャッターを押したら

お気に入りの一枚になったよ。

 

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青空の向こうに

くっきりとした富士山。

潔くって、グッときた。

 

"何があっても大丈夫"って

ハートマークまで貰えたよ。

 

しょっぱなから

揺るぎない気を

頂きながら、

その先に向かっての勝負の日。

 

 

結果オーライに決まってるじゃん。