あったまる、と。

寒っ。

桜も固まるくらいの寒さには
やっぱりこれでしょ。

ってことで
御成門界隈で
コイツをすする。
御成門、フォー、で検索したら
一番に出てくる名店。

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これは、ホタルイカと春キャベツの
フォー。周りには海老せんべいが
飾られて、スープがしみ込んで
更に美味くなるのだ。
右小鉢のチキンを
そのまんま食べてもいいし、
汁ごとフォーに入れても…
悶絶。


今日は年度末のラストフライデー。
何も言えないくらい
さっきまでのテンパりが嘘のよう。
あったかさと美味さで
身も心もやわやわになる。


一昨年の年度末最終日は
星野源著『いのちの車窓から』の
隠れ読みをしたんだっけ。

発売日に買って
袋の中の本が気になり出して。
やっぱり我慢が出来なかった。
チラ見のつもりが、
一章、また一章とやめられなくて。


そんなことを
思い出していたら懐かしく
思えてきて、
夕食後にページをめくった。


"より良い方向を見よう、なんて
説教くさい言葉だけれど、
それをやり続けるのは難しい。
前向きに生きることは、
本当に難しい。"

『いのちの車窓から』より
〈ひとりではないということ〉から
抜粋。


パッと開けたらこの文章が
目に飛び込んできたのよ。


"現実逃避ではなく
現実を現実的に
乗り越えていく為の、
工夫と知恵"

がポイントなんだな。
(" "は源ちゃんの文章)

そんなら、任しとき、だ。

苛つきをまずは
あったかいフォーで
心を落ち着かせる。

周りを見る。

目に飛び込んできたもの。
耳に入ってきた言葉。

意味があるんじゃないか、ってね。

思える思える…