"日本なの?"
そんな写真が撮れる撮れる。
散歩しながら
片手のスマホは
カメラモードにしっぱなし。
散歩しながら立ち止まり
また歩いては立ち止まるから
ちっともウォーキングダイエットの
効果は無し。
だけど、ここ。
色や
形が
堪らない。
扉の上の石の積み方。
紋章の上の窓のデザイン。
素敵過ぎやしないか。
札幌軟石(凝灰岩)をくり抜き
カーブさせた木製の窓枠のオシャレさ。
白樺の影がまたデザインになっている。
この石造の建物の中ではかつて、
豚などの飼料を煮込んでいた
竈場(かまどば)だったとは。
明治期のオシャレ過ぎる
牛舎も、凄い。
3層構造に加えて
中央入り口上部には
木彫りの牛の骨風オブジェ。
このエリアは明治期の建築を
1910年に移転移築されたものらしい。
その昔、
この木の下にいた人は
どんな想いでこの風景を
見つめていたんだろう。
今の自分の居場所が
わからなくなるくらい
迷い込める素敵な場所だよ、ここ。
こんな景色に出会えるなんて
幸せだよなぁ。