雪やこんこん。

 

雪が降って喜ぶのは、

犬だけじゃないようだ。

 

我が息子。

普段なら買い物をお願いしても

なかなか行きたがらない。

お駄賃を弾もうが

腰が重い。

 

なのにだ。

降雪がかなり盛り上がってきた頃

自ら「買い物に行ってくるよ」と

言いだした。

 

寒いし雪が凄いからと遠慮したが、

むしろ行きたい、と。

 

さくっと近くのコンビニで

食料を調達してきてくれた。

 

ダウンの肩や髪の毛が

雪の名残で濡れていて 

でも、何故か不思議と

嬉しそうな高2の息子。

 

確かにな。

寒いけど、

風情があるな、なごり雪

肌に直に記憶しておくの、

悪くないか。