雨が叩きつけるは、
何かがぶつかる音がするは、
確かに言う通りの破壊力。
ガラス一枚隔てた向こう側は
どんどんどんどん
激しさを増す。
おまけに地震まである始末。
マックスな自然の力を見せつけられ
絶対意味がない訳ないのだ。
この現象に。
久しぶりに実家に電話をかけて
安否を確認してみたり、
友人とラインをしてみたり。
どうか、これ以上
被害が広がらないことを
祈るばかりだ。
ここまで激しいと
何の抵抗も出来なくて。
大地の上で
生かされている。
ただそれだけのあたしであることに
気づく。