ずーっと今まで
あたしは、
あたしのその先を
知りたくてたまらなくてね。
要するに
今が嫌だからって
先を急いでいたのだ。
兎に角、
ここに居たくない。
先に、次に行きたい。
今じゃない、その先で楽しく
生きたい、と。
大好きな人からの助言を求めて
墓場を突っ切って
その人がおいでになる場所に
朝イチでお邪魔して
木の数珠を抱きしめてた話を
昨日のブログに延々と書いた。
でも、
何も聞こえないからって
ふと顔をあげ
失礼しようしたらその方が
ニヤッと笑った…と。
ブログに書いたのは
そこまでなのだが
今、やっとわかったのだ。
笑われた理由が。
"その先その先って
焦っているけど、
今のお前は何なのだ。
何の為に生きている。
今どんな顔をして
何を喋っている？
焦らないで、今を見るべし"
って、その方は
そう言いたかったんじゃないか。
じわじわと見えてきたのだ。
公式をしらないで
応用問題を解こうとして、
わからないわからない、と
悶々としているお前はバカだねぇ。
ティーショットを打たないで
第2打のボールが無い無いと
騒いでいるお前はバカだねぇ。
そんなイメージ。
まずはちゃんと
ボールを置かないとね。
ティーの上に乗ってるか？
って。
焦る前に
そこを見ろ、ってことだな。
今の状況が嫌。
今の自分が嫌。
だから先を探しても
先なんて見つからないんだ。
先を探す前に
今の自分を観察する。
それだけで
答えが出そうに思えてね。
