癖になる企画。

今日は、日焼け止めを
何度塗り直したか。
いや吹き付けたか、だな。

ギラギラと照りつける太陽。
の、下のテントの中では
ショウリンジならぬ
松鯉寺が満席だった。
暑さと熱気が
ムンムン過ぎて…

今日は芸協落語祭り。

見世物小屋では、神田松鯉師匠や
松之丞さんが司会で
世にも珍しい生き物を
見せてくれる。

いやぁ楽し。


オトナがはしゃぐ文化祭感満載の
この落語祭り。
そこここに好きな人がいたりして
テンション上がること
このうえない。

だが、祭りなのに
何故かジーンきた企画があった。

ジュラクゴシック・ワールド、ってやつ。
春風亭 昇々さん
瀧川 鯉八さん
昔昔亭 A太郎さんの奇行じゃない
紀行V発表会。

イタリアで、イタリア語による
イタリア人に向けた落語をやる
企画。

黒紋付の3人が
覚えたイタリア語で
飛び入りのビストロなんかで
必死で番長皿屋敷なんかをやり
けん玉の技を見せる。

黒紋付だから確かに目立って
写真を撮られたりするのだが
映像が進むにつれて、3人の
度胸がすわってくるのが
わかるのだ。

最初は"伝わるかな?"な
オドオドがこちらに
伝播してハラハラドキドキな
高座?なのが
最後の最後で
観客席のおじさんを巻き込んで
飛び入り参加させちゃうくらいに
自分らのペースを作っていくのだ。


イタリア観光な気分で観ていたあたしは
3人が最後にハイタッチしている姿に
なんかもうグッときてしまったのだ。

祭りに行ったのに
楽しい上に
こんないい青春物語が観られるとは。

後先考えずに
思い切ってやる、って
いいなぁ。
成功しようがしまいが
そんなのは後からついてくること。
"やる"で変われるんだなぁ
人って。


来年も再びイタリアで
3人それぞれが成長した姿を
当時お世話になった
人に見せる、って。

絶対また行かなきゃだ。
結果、見届けたくてたまらない。

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#芸協落語祭り
#ジュラク・ゴシックワールド
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#昔昔亭 A太郎